BANANA THEATERS

映画に関する最新情報をお届けします。

【歌詞・考察】天気の子『愛にできることはまだあるかい』解釈を徹底解説!(RADWIMPS)

f:id:MYFAVORITE:20190807235234p:image

映画『天気の子』の主題歌は3年前に大ヒットを記録した映画『君の名は。』に引き続きRADWIMPSが担当しました。

 

「愛にできることはまだあるかい」に隠された思いや、どのようにこの歌を解釈すれば良いのかを徹底解説していきたいと思います!

【おすすめ記事】

【ネタバレ・考察】『天気の子』実はアマテラスvsスサノオの神様対決だった⁈キャラクターの裏設定が凄すぎる! - BANANA THEATERS

映画『天気の子』評判・口コミ!君の名は。を超えることはできたのか⁈ - BANANA THEATERS

 

映画『天気の子』主題歌「愛にできることはまだあるかい」の歌詞の考察&解釈を徹底解説

新海誠監督作品では、歌によって感動と興奮が引き立てられている部分が多々ありますよね。

音楽の使い方で言えば間違いなく日本一、いや、世界一の天才と言えるでしょう。

個人的には映画『天気の子』のクライマックスで「グランドエスケープ」が流れたシーンがとても感動的で興奮しました。

【おすすめ記事】

【歌詞・考察】天気の子「グランドエスケープ」の意味や解釈を徹底解説! - BANANA THEATERS

こちらも併せてご覧ください。

それではRADWIMPSの

「愛にできることはまだあるかい」

の考察&解釈をしていきましょう。

あくまで個人的な考察&解釈であってみなさんがそれぞれ思う部分があると思うのでそれぞれの解釈も大切にしてくださいね。

まずはRADWIMPSさんのMVを見てみましょう。

【歌詞】

何も持たずに 生まれ堕ちた僕
永遠の隙間で のたうち回ってる


諦めた者と 賢い者だけが
勝者の時代に どこで息を吸う

 

支配者も神も どこか他人顔
だけど本当は 分かっているはず


勇気や希望や 絆とかの魔法
使い道もなく オトナは眼を背ける


それでもあの日の 君が今もまだ
僕の全正義の ど真ん中にいる


世界が背中を 向けてもまだなお
立ち向かう君が 今もここにいる


愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい


君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ
君と分け合った愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ


愛にできることはまだあるかい
僕にできることは まだあるかい


運命(サダメ)とはつまり サイコロの出た目?
はたまた神の いつもの気まぐれ


選び選ばれた 脱げられぬ鎧
もしくは遥かな 揺らぐことない意志


果たさぬ願いと 叶わぬ再会と
ほどけぬ誤解と 降り積もる憎悪と


許し合う声と 握りしめ合う手を
この星は今日も 抱えて生きてる


愛にできることはまだあるかい?
僕にできることはまだあるかい


君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ
君と育てた愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ


愛にできることはまだあるかい
僕にできることは まだあるかい


何もない僕たちに なぜ夢を見させたか
終わりある人生に なぜ希望を持たせたか


なぜこの手をすり抜ける ものばかり与えたか
それでもなおしがみつく 僕らは醜いかい
それとも、きれいかい


答えてよ


愛の歌も 歌われ尽くした 数多の映画で 語られ尽くした
そんな荒野に 生まれ落ちた僕、君 それでも


愛にできることはまだあるよ
僕にできることはまだあるよ

RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」は映画『天気の子』の物語の終盤で流れ、観客に感動をもたらしました。

これは、物語を振り返るかのような歌詞であったからだとも言えるでしょう。

 

歌詞1:何も持たずに生まれ堕ちた僕。永遠の隙間でのたうち回ってる。

何も持たずに生まれ堕ちた僕。永遠の隙間でのたうち回ってる。

「何も持たずに生まれ堕ちた僕。」

何も持たずに生まれ堕ちた僕とは、帆高のことでしょう。

f:id:MYFAVORITE:20190807235253p:image

島からやって来た帆高は行くあてもなく、東京でただ生きているといった感じでしたね。

「永遠の隙間でのたうち回ってる。」

そんな彼は何もないながらも、もがいていました。

歌詞2:諦めた者と賢い者だけが勝者の時代にどこで息を吸う。

諦めた者と賢い者だけが勝者の時代にどこで息を吸う。

「諦めた者と賢い者だけが勝者の時代にどこで息を吸う。」

これは社会への反発でしょう。行き場のない感情が、帆高を襲い、苦しめていました。

歌詞3:支配者も神もどこか他人顔。だけど本当は分かっているはず。

支配者も神もどこか他人顔。だけど本当は分かっているはず。

「支配者も神もどこか他人顔。だけど本当は分かっているはず。」

神様もきっと自分の苦しみをわかっているはずなのに、助けてくれない=他人顔なんですよね。

歌詞4:勇気や希望や絆とかの魔法。使い道もなくオトナは眼を背ける。

勇気や希望や絆とかの魔法。使い道もなくオトナは眼を背ける。

「勇気や希望や絆とかの魔法。使い道もなくオトナは眼を背ける。」

映画『天気の子』では、大人と子供の視点の違いが明らかに異なっているように描かれていました。

ここでもまた、勇気や希望、絆といったものを忘れてしまった=目を背けてしまった大人たちへの反発でしょう。

歌詞5:それでもあの日の君が今もまだ僕の全正義のど真ん中にいる。

それでもあの日の君が今もまだ僕の全正義のど真ん中にいる。

「それでもあの日の君が今もまだ僕の全正義のど真ん中にいる。」

ここに来てやっと、歌詞の中にもう1人の人物が登場します。

この歌が僕(帆高)の視点から歌われているとしたら、君=陽菜(ヒロイン)でしょう。

f:id:MYFAVORITE:20190807235301p:image

あの日とは、限定的であるかのように表現されていますが、帆高が陽菜と出会った時から帆高の心の中にいたのはいつも陽菜であったと考えられます。

歌詞6:世界が背中を向けてもまだなお立ち向かう君が今もここにいる。

世界が背中を向けてもまだなお立ち向かう君が今もここにいる。

「世界が背中を向けてもまだなお立ち向かう君が今もここにいる。」

ここでの世界とは、社会や、大人たちのことでしょう。

子供である陽菜や帆高の突き進む道が作品の中では、大人たちに分かってもらえませんでしたね。

歌詞7:愛にできることはまだあるかい。僕にできることはまだあるかい。

愛にできることはまだあるかい。僕にできることはまだあるかい。

「愛にできることはまだあるかい。僕にできることはまだあるかい。」

愛=帆高と陽菜の愛です。

愛によって解決することができることはあるのか。帆高にできることはあるのかという模索でしょう。

歌詞8:君がくれた勇気だから君のために使いたいんだ。君と分け合った愛だから君とじゃなきゃ意味がないんだ。

君がくれた勇気だから君のために使いたいんだ。君と分け合った愛だから君とじゃなきゃ意味がないんだ。

「君がくれた勇気だから君のために使いたいんだ。君と分け合った愛だから君とじゃなきゃ意味がないんだ。」

新海誠監督作品では、2人の男女の恋が非常にコアな部分で描かれることが特徴です。

これだけ熱くて、くさい言葉は新海誠監督作品や、RADWIMPSさんの歌ならではのことですね。

【おすすめ記事】

【新海誠】監督映画7作品!全登場キャラクターまとめ!主人公&ヒロイン - BANANA THEATERS

 

歌詞9:運命(サダメ)とはつまりサイコロの出た目?はたまた神のいつもの気まぐれ。

運命(サダメ)とはつまりサイコロの出た目?はたまた神のいつもの気まぐれ。

「運命(サダメ)とはつまりサイコロの出た目?はたまた神のいつもの気まぐれ。」

この言葉(歌詞)には多くの観客もきっと考えさせられますよね。

新海誠監督の作品では、運命とは一体なんなのか、そもそも存在するのか、変えることは可能なのかということが常に投げかけられているような気がします。

運命(サダメ)という言葉はこの物語に限らず、新海誠監督作品におけるキーワードなのかもしれませんね。

【おすすめ記事】

【新海誠】全7作品!おすすめ映画ランキングまとめ!あらすじ・主題歌・登場キャラクターとともに紹介! - BANANA THEATERS

歌詞10:選び選ばれた脱げられぬ鎧。もしくは遥かな揺らぐことない意志。

選び選ばれた脱げられぬ鎧。もしくは遥かな揺らぐことない意志。

「選び選ばれた脱げられぬ鎧。もしくは遥かな揺らぐことない意志。」

ここでは脱げられぬ鎧=運命のことでしょうか。

運命を自分たちの意思で変えようとする彼らを表現しているのかもしれません。

歌詞11:果たさぬ願いと叶わぬ再会とほどけぬ誤解と降り積もる憎悪と。

果たさぬ願いと叶わぬ再会とほどけぬ誤解と降り積もる憎悪と。

「果たさぬ願いと叶わぬ再会とほどけぬ誤解と降り積もる憎悪と。」

ここでは物語終盤のことが語られているのでしょう。

映画『天気の子』の終盤では、帆高と周りの大人たちの感情がとてもコアな部分でぶつかり合っていましたね。

歌詞12:許し合う声と握りしめ合う手をこの星は今日も抱えて生きてる。

許し合う声と握りしめ合う手をこの星は今日も抱えて生きてる。

「許し合う声と握りしめ合う手をこの星は今日も抱えて生きてる。」

ここではある種の希望のようなものが語られています。

許す。握りしめ合う。など、ポジティブな言葉が並んでいますね。

歌詞13:君がくれた勇気だから君のために使いたいんだ。君と育てた愛だから君とじゃなきゃ意味がないんだ。

君がくれた勇気だから君のために使いたいんだ。

君と育てた愛だから君とじゃなきゃ意味がないんだ。

「君がくれた勇気だから君のために使いたいんだ。」

「君と育てた愛だから君とじゃなきゃ意味がないんだ。」

くさいですが、帆高の陽菜に対するあふれんばかりの思いがこの言葉に詰まっていますね。

歌詞14:何もない僕たちになぜ夢を見させたか。終わりある人生になぜ希望を持たせたか。

何もない僕たちになぜ夢を見させたか。終わりある人生になぜ希望を持たせたか。

「何もない僕たちになぜ夢を見させたか。終わりある人生になぜ希望を持たせたか。」

映画『天気の子』物語序盤の帆高と陽菜に夢や希望のようなものは感じ取れませんでした。

しかし序盤に進むにつれ、彼らが一緒にいること、愛し合うことがある種の夢や希望のような重要なものへと置き換わっていきました。

 

歌詞15:なぜこの手をすり抜けるものばかり与えたか。それでもなおしがみつく僕らは醜いかい。それとも、きれいかい。答えてよ。

なぜこの手をすり抜けるものばかり与えたか。それでもなおしがみつく僕らは醜いかい。それとも、きれいかい。答えてよ。

「なぜこの手をすり抜けるものばかり与えたか。それでもなおしがみつく僕らは醜いかい。それとも、きれいかい。答えてよ。」

前節の何も持っていなかった彼らに、彼らが一緒にいること自体が夢や希望として与えられました。

しかしそれは失われつつもありましたね。

何もなかった彼らに夢や希望が与えられ、それなのにそれは失われつつある。

なぜ失われるものを与えるのか?という、物語の壮大なテーマでもあると考えられる「運命とは」という部分への疑問と捉えることもできるでしょう。

 

歌詞16:愛の歌も歌われ尽くした。数多の映画で語られ尽くした。そんな荒野に生まれ落ちた僕、君それでも。

愛の歌も歌われ尽くした。数多の映画で語られ尽くした。そんな荒野に生まれ落ちた僕、君それでも。

「愛の歌も歌われ尽くした。数多の映画で語られ尽くした。そんな荒野に生まれ落ちた僕、君それでも。」

愛の歌とは、この映画全体のことでしょうか。帆高と陽菜の間の愛もいわゆる数多くの歌や映画で語られるような愛と同じで、言ってしまえば男女2人のただの愛なのですがあそこまで本気にはなっていないでしょう。

そのことが

「それでも」

という言葉につながっている気がします。

歌詞17:愛にできることはまだあるよ。僕にできることはまだあるよ

愛にできることはまだあるよ。僕にできることはまだあるよ

「愛にできることはまだあるよ。僕にできることはまだあるよ」

個人的に、この最後の歌詞は『天気の子』という物語の1つの結論であると捉えています。

記事内画像出典:YouTube

映画『天気の子』予報① - YouTube

いかがだったでしょうか?やはり、それぞれ捉え方があると思うので、当サイトの解釈は1つの例として参考にしていただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。